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土屋 佳則*; 盛 一也*; 村山 茂幸*; 近澤 進*; 下条 豊; 森井 幸生; 濱口 由和*
Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.366 - 368, 1995/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Condensed Matter)体心立方CrFeMn合金は、これまでの電気抵抗、磁化、交流帯磁率等の測定によりx≦3.6の領域で、高温側から常磁性、反強磁性、強磁性、スピングラス相の順に磁気転移することが確認されている。この合金系の磁気転移現象をさらに追求するため、x=3.6、20.5の組成の試料について、TAS2、CTNSによる中性子回折を行った。その結果、x=3.6、20.5いずれの合金も、反強磁性ネール温度以下で回折スペクトルに(100)超格子磁気散乱が観測され、反強磁性秩序の存在を確認した。(100)超格子ピークは、より低温での強磁性、スピングラス相の領域でも残留している。(100)反射の積分強度、ピーク高さ、格子定数の温度依存性は、反強磁性ネール温度付近でそれぞれ最大を示す結果が得られたが、これらの解釈にはより詳細な測定が必要である。